台南の開元禅寺

開
臨済宗の開元禅寺は台湾に現存する最古を誇る仏教寺院
である。鳥居の三川門は目のさめるような美しい色彩の
閩南様式で見るものを圧倒する。普賢菩薩の乗せた六牙
白象像と文殊菩薩の乗せた獅子は正門の両側に屹立して
佛教聖地を濃厚に感じさせる。
開01
明代末期の1642年に鄭成功が大軍を率いて台湾に渡って
東寧王国を創立したが、開元寺の敷地は鄭成功の息子
(鄭経)が母・薫太妃のために建てた「北園別館」で
あったのが、高官や豪商たちの社交場として使われる
ようになっていたが、鄭軍の敗戦で台湾が清朝に
帰伏した後も廃墟になった。
開1
境内は広く寂静で、樹齢300年を越えると謂われる古い
カジュマル大樹が、天の届くほど立って木陰を作っている。
開2
1690年に「海会寺」を改築し、釈迦牟尼佛を祀って
台湾最初に建てた寺院であった。清の乾隆年間(1796年)
に海靖寺と改称され、、皇帝様から賜った石碑、扁額及び
図碑などは今寺院の前庭に残されている。
開3
前庭を歩いて金剛殿に一歩踏み込むと、参拝客が驚かされる
のはこの建物の柱といわず、扉といわず、屋根とも言わず、
至る所に施された華麗.繊細.優雅な彫刻群と塗り物であり、
石彫、木彫、磚彫、陶塑などが建築物の門、窓、欄干、屋根、
瓦と柱などにほとんど隙間なくあしらわれているのである。
開19
しかもそれらの生き生きした人物、風景、動物の図柄は
いずれも「佛教故事」にちなんだもので、信仰者には
非常に親しみ深いものである。
開15
精一杯で屋根の梁を肩に載せた苦労な顔とする外国人模様の力士。
台湾では佛教寺院或は道教の廟宇が建物の壁や屋根に施された木彫
や陶製の装飾は見事であるが
開16
特に屋根の棟と梁にあしらわれた山水、草花、鳥獣と人物
など精巧は素晴らしく、偶にもユーモアの素材を入れて
職人の創意工夫を凝らし、見物者もともに楽しめる。
開4
山門を入ると左右側の安置する台湾風に溢れる金剛力士
(こんごうりきし)は、仏教の守護神として堂々とした
威風と鮮やかな色彩を表現する開口の阿形(あぎょう)像。
開5
口を結んだ吽形(うんぎょう)像がある、一般に日本では
仁王の名で親しまれている
開7
純台湾風の四天王像が怒る顔付きのうえ華麗な甲冑装飾
を着けた武将が武器を手に執って邪鬼はおとなしい蹲踞
の姿勢で多聞天に踏みつけれた苦しみから逃れようとする
反抗的な態度が読み取れるその姿にとても神聖で厳かな
印象を受けたのでした。
開8
四天王が東南西北の門の守護神である。方位の五色とは東が
青色、南が赤色、西が白色、北が黒色ということがあり、
実際の見る四天王の肌色は何色かを調べて見て分かりやすい。
開13
台湾では大きな神宮へ行くと、参道の楼門や神門をくぐった所の左右
に威風凛々とした武将があり、それが通常には「門神」或は「門守」
と呼ばれ、悪神や鬼の侵入を防ぐ働き。神宮の門番である。左側が
神荼(しんと)、右側が鬱塁(うつるい)である。俗に門神という。
ある時にも唐代の秦叔宝と胡敬徳二人の門神がよく見られる
開9
弥勒菩薩像はインドでは水瓶を手にする像として造形されたが
中国においては、唐までは足を交差させ椅子に座る像として
造像され、元・明時代以降は弥勒の化身とされた布袋として
肥満形で表された。日本では七福神の一人として知られる布袋は
、中国では、弥勒の化身とされ、下生した弥勒如来として仏堂の
正面にその笑顔と太鼓腹で膝を崩した風姿のまま祀られている
開14
一般的には道教の韋将軍信仰と習合した影響で、唐風の甲冑を
まとって剣を持つ若い武将の姿で描かれることが多い。
伽藍を守る護法神とされ、中国の禅寺では四天王、布袋尊と共に
山門や本堂前によく祀られるが。日本の禅宗では厨房や僧坊を
守る護法神として祀られる。
三寶
大雄宝殿内の正面には金色に輝く釈迦牟尼仏、その左右に文殊と普賢
二菩薩が控えている。左右壁の両方にも様々な表情と姿をする十八羅
漢像が陳列されて生きているように生彩に富んでいる。
PIC_1大士530
開元寺の後側には二階鉄筋コンクリートの観音大士殿があり、多くの
善男善女が苦しい時、悲しい時、いや何事もなく平穏に暮らしている
時、その折々にお参りして観音様の大慈悲心に触れて安心を得て幸せ
な人生を送れるようになる。
開11
達磨により中国に禅宗が伝えられ、それは六祖慧能にまで
伝わったことになっている。さらに臨済宗、曹洞宗などの
禅宗五家に分かれる。日本の宗教にも大きな影響を及ぼした。
禅宗では達磨を重要視し、「祖師」の言葉で達磨を表すこともある。
開18
臨済宗の開元禅寺は右側の長屋に達摩禅堂が設られ、達摩祖師
の金像を祀っている、僧人は「壁となって観ること」即ち
「壁のように動ぜぬ境地で真理を観ずる禅を修業する。
開20
開元寺は四合院(中庭を四方の建物が囲んだ建築様式)の寺院
としても知られており庭は東西2本菩提樹を中心に四季を
通じて美しい樹花に彩られて経堂斎堂などが静かなたたずまい。

theme : 台灣本地遊
genre : 旅行觀光

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Eric

Author:Eric
経歴:
陽明山国家公園解説員
国内観光ガイド
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中国語.日本語.英語.
フランス語
趣味:旅行.美食
志望:世界一周

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